(一社)地域人財基盤が専門人材を派遣し支援を行う、(一社)伊予市観光物産協会ソレイヨ(愛媛県伊予市)は、(株)かづの観光物産公社(秋田県鹿角市)と連携し、遠く離れた2地域の魅力的な産品と生産者が相互に交流する事業を開始します。
事業背景
秋田県および東北地方では、11月後半から4月にかけて寒冷な気候となり、このため、産地直売所では生鮮品の供給が不足することがあります。新鮮な農作物や産品が不足すると、産地直売所の魅力が相対的に減衰し、年間を通じた店舗の魅力向上に課題が生じます。
この課題に対し、伊予市からは「キウイ」や「みかん」などの柑橘類を、鹿角市からは冬期間の定番である「リンゴ」や「寒中野菜」を相互に送り、産地の魅力を交換し、店舗で販売を行うことで、冬期間の生鮮品不足解消、店舗の魅力向上といった解決に繋がることを目指し、本事業を実施する運びとなりました。
モノ・ヒト交換交流事業概要
第1弾として、秋田県及び愛媛県の地元産品をそれぞれの道の駅を中心に販売を開始します。愛媛県伊予市から「みかん」、「キウイフルーツ」、「じゃこ天」等、秋田県鹿角市からは「リンゴ」、「リンゴジュース」「寒中野菜」、「秋田県産米」等、普段各地域では取り扱いが少ない魅力ある地域産品を中心に交換します。
第2弾として、伊予市内の生産者、事業者を中心に秋田県鹿角市へ視察者を派遣するモニターツアーを実施します。伊予市⇔鹿角市で相互にヒトを交流することで、生産者及び事業者の意欲向上、事業活動の促進を目指します。
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